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食道がんとはどのような病気? ——食道がんの概要や症状、原因、早期発見につなげるために行うべきことについて解説

食道がんとはどのような病気? ——食道がんの概要や症状、原因、早期発見につなげるために行うべきことについて解説
山田 和彦 先生

国立国際医療研究センター病院  食道外科医長

山田 和彦 先生

目次
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口から入れた食べ物の通路である食道に発症する食道がん。初期段階の食道がんには症状がないことが多く、発見されたときにはすでに進行してしまっていることも少なくありません。特に、飲酒と喫煙の習慣がある方は、定期的に健康診断や人間ドックで検査を受けることが早期発見のポイントであると山田(やまだ) 和彦(かずひこ)先生はおっしゃいます。

今回は、国立国際医療研究センター病院の山田 和彦先生に食道がんの概要や症状、原因に加えて、早期発見につなげるためのポイントについてお話を伺いました。

食道は胃と喉をつなぐ器官のことを指します。食べたものを胃まで送る役割を担っており、食道自体には消化する機能はありません。食べたものを胃に運ぶ動作は、食道にある筋肉が蠕動(ぜんどう)運動を起こすことにより行われるほか、重力によっても運ばれます。

食道がんは、食道にできるがんのことで、食道のどの部分にも発症する可能性があります。特に、食道の中心部から下部にかけて発症しやすいとされています。

食道がんとは

食道がんはご高齢の男性に増える傾向があります。発症しやすい年齢でいうと、50歳代から増加する傾向にあり、70歳代にかけて患者さんの数が増加していきます。特に、当院が位置している新宿区では高齢の方の割合が増加傾向にあります。

食道がんは、初期の段階では症状が現れにくいといわれています。そのため、症状が現れてから病院を受診して、進行した状態で見つかる患者さんも少なくありません。ある程度進行している際に現れる症状としては、食べたもののつかえるような感じや吐き気を訴えたり、声がかすれたりすることがあります。そのような症状が現れている場合には、食道の外にあるリンパ節や肺、肝臓などに転移している可能性もあるため、十分な注意が必要です。

食道がんの主な原因は、飲酒と喫煙です。特に両方の習慣がある方は、より食道がんのリスクが高まるため注意が必要です。また、飲酒後に顔が赤くなりやすい方(フラッシング)は、生まれつきアルコールの分解に関わる酵素の活動性が弱く、アセトアルデヒドと呼ばれる発がん物質が長く体内に残ることで食道がんの発症率が高まるといわれています。また、喫煙においては、タバコには発がん性のある物質が含まれるため、禁煙することが大切です。

食道がんを早期に発見するためには、特に喫煙や飲酒、フラッシングのあるような方は、定期的な健康診断や人間ドックなどの検診施設を受診することが重要なポイントになるでしょう。

市区町村などで内視鏡の検診を行っている地域もありますが、胃を中心とした検査が多く、食道は重点的に検査が行えていない場合もあります。そのため、市区町村で行われる検査に加えて、健康診断や人間ドックを行っている病院あるいは施設で、食道の検査を自発的に行うことが早期発見につながります。

また内視鏡を用いた検査は、より患者さんの負担が少なくなるよう麻酔で鎮静してから行っている施設もあります。「内視鏡は苦しそうだから」という不安から健康診断や人間ドックの受診をためらう方がいらっしゃれば、ぜひ病院や検診を行っている施設にご相談ください。

※食道がんにおける検査については、『食道がんの検査とは? ——検査内容や診療の流れ、国立国際医療研究センター病院で行われる検査の特色について解説』で詳しくご説明します。

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