適応
ワクチンの接種が適応となる年齢などはワクチンの種類によって異なります。
しかし、基本的に現在開発されているワクチンの多くは免疫力や抵抗力が未熟で感染症にかかりやすい乳幼児期に行うのが一般的です。
日本の子どもたちに対してはロタウイルス感染症、B型肝炎、Hib感染症、肺炎球菌感染症、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、結核、麻疹、風疹、水痘、日本脳炎、ヒトパピローマウイルス感染症に対するワクチンが予防接種法で“定期接種”と定められ、居住地の自治体の公費で乳幼児や学童期に接種することができます。
また、65歳以上の高齢の方を対象としたインフルエンザや肺炎球菌感染症のワクチンも、費用の一部が自治体によって公費負担され、適切な時期の接種がすすめられています。
定期接種に定められているワクチン以外に、 “任意接種”とされるワクチンがあり、おたふくかぜ、髄膜炎菌感染症、A型肝炎などのワクチンです。
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