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疾患啓発タイアップ

公開日 : 2017 年 12 月 28 日
更新日 : 2017 年 12 月 28 日

不妊治療はいつから始めたほうがよいのでしょうか。また、不妊治療にはどのようなリスクがあり、どのような問題点があるのでしょうか。不妊治療を受ける前に知っておきたいことを、田園都市レディースクリニック理事長の河村寿宏先生にお聞きしました。

不妊治療はいつから始める? 

日本産科婦人科学会では不妊(症)を、

「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という。その一定期間については1年というのが一般的である。なお、妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない」

と定義しています。つまり、子作りをスタートしてから1年間妊娠しなければ検査・治療を開始するのが一般的です。

年齢が高い場合には早めの受診が望ましい

しかし、年齢が高い場合(特に女性の年齢が30代後半以降)は、1年が経過していなくても早い段階から不妊治療を開始してみてもよいのではないでしょうか。また、40代で妊娠を希望する方は、最初から受診するという選択肢もあります。

日本産科婦人科学会の定義の中に、「妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない」と記載しています。排卵障害で月経不順や無月経の方、子宮内膜症がある方などは、妊娠したいと思ったらすぐに受診されるほうが良いと思います。

不妊治療しても必ずしも妊娠できるわけではない

不妊治療の問題として、「不妊治療を行えば、必ずしも赤ちゃんができるわけではない」という点が挙げられます。そのため、「出口の見えないトンネル」とたとえられることもあります。

もちろん、不妊治療を繰り返すことによって妊娠・出産する方のほうが多数です。しかし、残念ながら治療を繰り返し行っても、最終的に成果がでない方もいらっしゃいます。

妊娠するかしないかは、毎月の月経で白黒がはっきりとつきます。実際には妊娠しない周期のほうが多く、妊娠率の高い高度生殖医療(生殖補助医療)でも1回の治療での妊娠率は平均すると30%ほどです。タイミング法や人工授精では、数%~10%ほどとなります。

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