![変形性股関節症・関節リウマチによる股関節障害に対する人工股関節置換術](http://carbon-assets.medicalnote.jp/uploads/content/cover/11/11184/s397x212_7df43c98-8c47-426b-bceb-0a756c058828.jpg)
立ち上がったときや歩き始めに股関節が痛い―変形性股関節症は女性に多く、生まれつきの股関節形成不全が主な原因とされていました。現在では高齢化が進んでいるため、特に原因となる疾患や異常がなくても年齢とともに発症する方が増えています。変形性股関節症についてJR東京総合病院整形外科の深谷英世(ふかたに・えいせい)先生にお話をうかがいました。
股関節は丸いボールのような大腿骨の骨頭と、骨盤側で受け皿となるお椀型の臼蓋(きゅうがい)との組み合わせによってスムーズな動きが可能になっています。変形性股関節症とは、生まれつき関節のかみ合わせが悪い臼蓋形成不全や加齢にともなう変化によって、股関節の軟骨がすり減って痛みや可動域の制限が生じることをいいます。
変形股関節症の患者さんをみたときに、もともと臼蓋形成不全を持っていた方が多いというのは事実です。しかし、臼蓋形成不全があったからといって将来必ず変形性股関節症になるというわけではありません。むしろ、股関節に痛みが出て専門医を受診するまで気づかない方のほうが圧倒的に多いのです。
年齢が高くなるほど軟骨が弱くなり、長年の負担が積み重なって軟骨がすり減ってしまうということも変形性股関節症の一因です。社会全体の長寿・高齢化が進むことで、結果的に患者さんも増えてきています。
欧米では、肥満による体重増で関節の軟骨がすり減ってしまうことが多く、男女差はあまりありません。日本での変形性股関節症の増加には、食生活の欧米化などによる体格の変化、肥満なども関係しているかもしれません。
変形性股関節症は、軟骨のすり減りや変形の程度によって、前股関節症・初期・進行期・末期の4段階に分類されます。
初期の症状として、脚のつけ根やお尻、膝の上部にこわばりや重い感じがあり、歩き始めや長時間歩いたとき階段の昇り降りで痛みを感じるようになります。炎症が強い場合や股関節唇(こかんせつしん)の損傷があると、初期でも強い痛みが出ることがあります。
進行期から末期へ進むにつれて痛みが強くなり、日常動作の制限も増えて生活に支障をきたすようになります。
JR東京総合病院 整形外科 担当部長
周辺で変形性股関節症の実績がある医師
地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立大塚病院 院長
内科、血液内科、リウマチ科、外科、神経科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、内分泌内科、膠原病内科、脳神経内科、老年内科、児童精神科、病理診断科
東京都豊島区南大塚2丁目8-1
東京メトロ丸ノ内線「新大塚」 徒歩2分、JR山手線「大塚」都営バス(都02):大塚4丁目下車 徒歩2分 徒歩10分、東京さくらトラム(都電荒川線)「大塚駅前」 徒歩10分
浅草病院 整形外科 人工関節センター長
内科、リウマチ科、脳神経外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、肝臓内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌内科、脳神経内科、脊椎脊髄外科
東京都台東区今戸2丁目26-15
東武伊勢崎線「浅草」都営バス 南千住車庫前行き 「今戸2丁目」下車 徒歩約4分など 病院シャトルバスも運行あり バス、東京メトロ銀座線「浅草」5又は7出入り口 徒歩20分
佐々総合病院 特別顧問/整形外科・股関節センター長 、昭和大学 名誉教授
内科、外科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、小児科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、リハビリテーション科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、脳神経内科、肛門外科、放射線診断科、児童精神科、総合診療科、産婦人科、救急科
東京都西東京市田無町4丁目24-15
西武新宿線「田無」北口 徒歩3分、西武池袋線「ひばりヶ丘」西武バス 境03、境05、田42系統 田無駅下車 徒歩3分 バス、JR中央線(快速)「武蔵境」西武バス 境03、境04、境07系統 田無駅下車 徒歩3分 バス
順天堂大学医学部附属 順天堂東京江東高齢者医療センター/順天堂大学医学部附属順天堂医院 准教授
内科、血液内科、膠原病・リウマチ内科、外科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
東京都文京区本郷3丁目1-3
JR中央線(快速)「御茶ノ水」御茶ノ水橋口 JR中央・総武線も乗り入れ、東京メトロ丸ノ内線も利用可 徒歩5分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 徒歩7分
NTT東日本関東病院 整形外科 医長/人工関節センター長
内科、消化器内科、循環器内科、腫瘍内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、高血圧・腎臓内科、感染症内科、精神科、呼吸器内科、緩和ケア内科、脳神経内科、脳血管内科、小児科、外科、乳腺外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、整形外科、呼吸器外科、歯科口腔外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、リウマチ膠原病科、放射線科、リハビリテーション科、救急科、麻酔科(ペインクリニック内科)、病理診断科
東京都品川区東五反田5丁目9-22
都営浅草線「五反田」 徒歩5分、JR山手線「五反田」東口より病院シャトルバスも運行あり 徒歩7分
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変形性股関節症初期と診断、痛みや悪化予防にどう付き合うか
痛みがひどいときは受診して痛み止めの処方を受けますが、そのほかの指導は今のところありません。最近は股関節の痛みに加えて、腰痛や臀部の痛みの頻度が多くなっています。夜眠るときに痛みでうずき辛いこともしばしばですが何とかだましながらやっています。できるだけ筋肉を減らさないように筋トレや歩行、ヨガやプールなどできる範囲で運動していますが今後どうなっていくか心配です。更年期に差し掛かり痛みとの付き合い方や悪化させない生活を教えてください
術後の経過
先日変形性股関節関節症の診断を受けて、骨盤骨折り術をすすめられました。入院期間と松葉杖などを使って歩くリハビリの期間や何も無しで歩けるまでの期間、配達の仕事をしているので、そういった仕事にはどのくらいで戻れるものなのか、一般的に言われる期間でいいので知りたいです。
熱発と鼠蹊部熱発
4月始め38度の熱発と鼠蹊部の痛みから始まり、セレコックス服用し熱は下がる その後ロキソニン3錠、リリカ4条4条(朝1夜寝る前のは忘れてしまいました。今は胃薬とロキソニンとリリカのみ服用し整体に行き、自宅にてストレッチ、エアロバイク5分ほどしています。その他痛みがきたら横になリ、寝ています。 手術の事も考えています。年令からも、早い方がいいのでしようか?
数日前から右股関節が痛い
数日前から、突然右股関節の内またの筋肉?の部分が痛くなりました。 (左股関節に痛みはありません) 起床してから会社に出るまでは何も痛みはなかったのですが、会社についてから突然、違和感が出てきました じっとしている分には何も痛みはありません。 歩いているときに多少の違和感があり、走ったりすると痛くて走れなくなります。 筋を痛めたとかで、時間がたてば直るのなら良いのですが、病気の予兆なのではと不安です。 何か悪い病気の可能性はあるのでしょうか。 宜しくお願い致します。
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