立ち上がったときや歩き始めに股関節が痛い―変形性股関節症は女性に多く、生まれつきの股関節形成不全が主な原因とされていました。現在では高齢化が進んでいるため、特に原因となる疾患や異常がなくても年齢とともに発症する方が増えています。変形性股関節症についてJR東京総合病院整形外科の深谷英世(ふかたに・えいせい)先生にお話をうかがいました。
股関節は丸いボールのような大腿骨の骨頭と、骨盤側で受け皿となるお椀型の臼蓋(きゅうがい)との組み合わせによってスムーズな動きが可能になっています。変形性股関節症とは、生まれつき関節のかみ合わせが悪い臼蓋形成不全や加齢にともなう変化によって、股関節の軟骨がすり減って痛みや可動域の制限が生じることをいいます。
変形股関節症の患者さんをみたときに、もともと臼蓋形成不全を持っていた方が多いというのは事実です。しかし、臼蓋形成不全があったからといって将来必ず変形性股関節症になるというわけではありません。むしろ、股関節に痛みが出て専門医を受診するまで気づかない方のほうが圧倒的に多いのです。
年齢が高くなるほど軟骨が弱くなり、長年の負担が積み重なって軟骨がすり減ってしまうということも変形性股関節症の一因です。社会全体の長寿・高齢化が進むことで、結果的に患者さんも増えてきています。
欧米では、肥満による体重増で関節の軟骨がすり減ってしまうことが多く、男女差はあまりありません。日本での変形性股関節症の増加には、食生活の欧米化などによる体格の変化、肥満なども関係しているかもしれません。
変形性股関節症は、軟骨のすり減りや変形の程度によって、前股関節症・初期・進行期・末期の4段階に分類されます。
初期の症状として、脚のつけ根やお尻、膝の上部にこわばりや重い感じがあり、歩き始めや長時間歩いたとき階段の昇り降りで痛みを感じるようになります。炎症が強い場合や股関節唇(こかんせつしん)の損傷があると、初期でも強い痛みが出ることがあります。
進行期から末期へ進むにつれて痛みが強くなり、日常動作の制限も増えて生活に支障をきたすようになります。
JR東京総合病院 整形外科 担当部長
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変形性股関節症初期と診断、痛みや悪化予防にどう付き合うか
痛みがひどいときは受診して痛み止めの処方を受けますが、そのほかの指導は今のところありません。最近は股関節の痛みに加えて、腰痛や臀部の痛みの頻度が多くなっています。夜眠るときに痛みでうずき辛いこともしばしばですが何とかだましながらやっています。できるだけ筋肉を減らさないように筋トレや歩行、ヨガやプールなどできる範囲で運動していますが今後どうなっていくか心配です。更年期に差し掛かり痛みとの付き合い方や悪化させない生活を教えてください
術後の経過
先日変形性股関節関節症の診断を受けて、骨盤骨折り術をすすめられました。入院期間と松葉杖などを使って歩くリハビリの期間や何も無しで歩けるまでの期間、配達の仕事をしているので、そういった仕事にはどのくらいで戻れるものなのか、一般的に言われる期間でいいので知りたいです。
熱発と鼠蹊部熱発
4月始め38度の熱発と鼠蹊部の痛みから始まり、セレコックス服用し熱は下がる その後ロキソニン3錠、リリカ4条4条(朝1夜寝る前のは忘れてしまいました。今は胃薬とロキソニンとリリカのみ服用し整体に行き、自宅にてストレッチ、エアロバイク5分ほどしています。その他痛みがきたら横になリ、寝ています。 手術の事も考えています。年令からも、早い方がいいのでしようか?
数日前から右股関節が痛い
数日前から、突然右股関節の内またの筋肉?の部分が痛くなりました。 (左股関節に痛みはありません) 起床してから会社に出るまでは何も痛みはなかったのですが、会社についてから突然、違和感が出てきました じっとしている分には何も痛みはありません。 歩いているときに多少の違和感があり、走ったりすると痛くて走れなくなります。 筋を痛めたとかで、時間がたてば直るのなら良いのですが、病気の予兆なのではと不安です。 何か悪い病気の可能性はあるのでしょうか。 宜しくお願い致します。
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