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インタビュー

公開日 : 2016 年 11 月 29 日
更新日 : 2017 年 05 月 19 日

外から見える口腔癌は切らずに治すことが求められる-口腔癌と他の癌の違い、口腔癌検診の重要性について

横浜市立大学 教授 (大学院医学研究科 顎顔面口腔機能制御学)
藤内 祝先生

口腔癌とは、舌癌など口の中にできる6部位のがんのことを言います。この口腔癌が他のがんと決定的に違うところは「外から見える」ということです。たとえば、胃癌や肺癌であれば手術をしたとしても、その後外から見えるのは術後のキズだけです。実際に取った胃や肺が外から見えるわけではありません。ところが、口腔癌の場合には癌をとって、治療がうまくいったとしても「審美障害」が残ります。そのため、口腔癌はなんとかして切らずに治療をすることが求められてきました。

口腔癌領域の第一人者である横浜市立大学口腔外科学教授 藤内祝先生は、切らずに治すための挑戦を続けておられます。口腔癌の基礎知識や「切らずに治す」治療についてお話をお伺いしました。

口腔癌の分類とその部位

まず、口腔癌の分類と部位について説明します。口腔癌は舌癌、下顎歯肉癌、上顎歯肉癌、口腔底癌(口底癌)、頬粘膜癌、硬口蓋癌の6部位の癌のことを言います。

口腔癌

口腔癌の疫学

次に、口腔癌の疫学についてです。口腔癌は、日本では全体の癌の1~2%と他の癌と比較すると少ないです。しかし、インド〜東南アジアでは発生率が非常に高いことが知られています。これらは噛みタバコが原因とされています。

口腔ガンの疫学

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