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インタビュー

公開日 : 2016 年 06 月 18 日
更新日 : 2017 年 05 月 08 日

画像・写真で見る舌がんの初期症状と原因-口内炎のようなしこりが治らない時は注意

食べる・話すなど、私たちが生きていくために欠かせない役割を担う「舌」。この舌の縁にできることが多い「舌がん」は、口内炎と勘違いしやすいものの、鏡で自分でも確認することができるため、早期に発見されることが多いといいます。疑うべき症状が現れたときは、どの診療科に行けばいいのでしょうか。症例写真をご提示いただきながら、舌がんの特徴と病院での検査・診断について、東京医科歯科大学頭頸部外科教授の朝蔭孝宏先生にお話しいただきました。

舌がんとは、その特徴-口腔がんのうち50~60%を占める

口の中にできるがんの総称「口腔がん」のうち、最も多くみられるものが舌にできる「舌がん」です。2013年度の頭頸部がん学会の報告によると、口腔がんとして登録された2202例中、舌がんが1238例と、56%もの割合を占めています。

口の中にできるがんは、食事や喋ること(発声)などをはじめ、私たちが健康的かつ社会的にいきていくために欠かせない機能に密接な影響を及ぼします。そのため、治療においても根治を目的とするだけでなく、QOL(生活の質)を保つことも考慮して行わねばなりません。

舌がんの原因-飲酒や喫煙がリスク因子となる

舌がんの原因は明らかにはなっていませんが、リスク因子は飲酒、喫煙とされています。舌がんに限らず、下咽頭がんなどの頭頸部がんは全体的に男性に多くなっていますが、性差が生じる原因として、飲酒や喫煙習慣があるからではないかと考えられます。

このほか、歯が内側へと傾いており、舌にあたって慢性的な刺激となってしまうことが、がんの原因であるとも考えられています。

ただし、一般的ながんの発症年齢のピーク(50代~60代)とは異なり、舌がんは飲酒や喫煙を長期に及んで続けていない20代の若い方でも発症するという特徴を持っています。こういったケースにおいては別の因子が関係している可能性もあり、今後の解明が待たれます。

※50歳未満での発症が、舌がんの4分の1を占めています。

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