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てんかんの最大の症状は、てんかん発作です。患者さん本人だけでなく、周囲も、発作時の対処法を知っておくことが大切です。
てんかん発作が始まると、意識を失ったり、体の自由がきかなくなるため、本人が安全を確保するのは困難です。そのため、なるべく早く、できるだけ安全な場所に身を置くことが大切です。前兆など症状の軽い段階で安全な場所に移動できれば理想ですが、ほんの数秒で意識を失うこともまれではありませんから、まずはその場で最小限の危険回避を考えるほうが現実的です。
てんかん発作の最初の症状は、脳が最初に興奮する部位によってさまざまです。ただし患者さん1人を見ると、てんかん発作の前兆はいつも同じであることがほとんどです。
患者さんによって異なるてんかんの発作の前兆について、以下、代表的なものをご紹介します。患者さんは、発作を目撃した方から詳しく聞いたり、ビデオ脳波モニタリング検査を行っていればその記録を見せてもらって、自分の発作の始まりから終わりまでの様子を、自分自身で詳しく知っておくことが大切です。
人がけいれんが起きている状況に遭遇した場合、それがそもそもてんかんかどうなのか分からないこともあります。しかし、てんかんであってもなくても、発作の最中は「力技は不要」と覚えておくとよいでしょう。また、てんかんかどうか不明の場合には救急車を呼びましょう。
いつもと同じてんかん発作と分かっている場合には、周囲は落ち着いて見守ります。安全に発作を終わらせてあげることが第一です。患者団体の合言葉に”Keep calm, it’s just epilepsy.(落ち着いて。これはただのてんかんだから)”というものがあります。周囲は激しいけいれんを伴う発作を見るとつい慌ててしまいがちですが、落ち着いて見守ることが大切なのです。
てんかんの発作のとき、よく「舌を噛み切ってしまうから口にものを詰めるべき」ということが言われますが、これは大きな間違いです。舌を噛んで死んでしまうということはありません。窒息のリスクを高めるだけなので絶対にしないでください。
またてんかん発作時に、周囲が患者さんに力を加えたり、抑えつけるのはやめましょう。発作中、患者さんの筋肉はものすごい勢いで収縮しています。そのため、素人の力では抑えるのは無理なのです。加えて、患者さんは薬の副作用で骨粗鬆症の人が多い傾向があります。無理に押さえつけることによって骨折してしまう可能性もあります。
患者さんの周囲の状況に気を配り、安全を確保するのもよいでしょう。患者さんの近くに尖ったものなど、けがの危険性のあるものはないか、水場、高温ストーブは周りにないか、気をつけてあげましょう。
てんかんの診断の際に、周囲の目撃情報は重要な判断材料になります。患者さんの発作の状況がどのようなものだったかと把握しておくことも、周囲がしてあげられることの1つといえるでしょう。もし余裕があれば、発作の様子を手元のカメラや携帯電話などで動画として記録しておくと、その後の診察の役に立ちます。
※2017年3月25日(土)に仙台で世界的なてんかん啓発活動「パープルデー」イベントを開催します。
東北大学大学院医学系研究科 てんかん学分野教授
周辺でてんかんの実績がある医師
国立精神・神経医療研究センター病院 脳神経外科 部長
内科、外科、精神科、脳神経外科、小児科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、脳神経内科、児童精神科
東京都小平市小川東町4丁目1-1
西武多摩湖線「萩山」南口 病院シャトルバス運行 徒歩7分、JR武蔵野線「新小平」病院シャトルバス運行 徒歩10分
国立精神・神経医療研究センター 病院外来部 特命副院長/外来部長/てんかんセンター長
内科、外科、精神科、脳神経外科、小児科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、脳神経内科、児童精神科
東京都小平市小川東町4丁目1-1
西武多摩湖線「萩山」南口 病院シャトルバス運行 徒歩7分、JR武蔵野線「新小平」病院シャトルバス運行 徒歩10分
国立国際医療研究センター 脳神経内科 科長
内科、血液内科、リウマチ科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器内科、呼吸器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、乳腺腫瘍内科、膠原病科
東京都新宿区戸山1丁目21-1
都営大江戸線「若松河田」河田口 徒歩5分、東京メトロ東西線「早稲田」2番出口 徒歩15分
東京医科大学病院 小児科学分野 准教授
内科、血液内科、リウマチ・膠原病内科、外科、心療内科、神経内科、脳神経外科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、矯正歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、循環器内科、糖尿病内科、代謝内科、内分泌内科
東京都新宿区西新宿6丁目7-1
東京メトロ丸ノ内線「西新宿」2番出口またはE5出口 徒歩1分、JR山手線「新宿」西口 その他JR複数線、小田急線小田原線、京王電鉄京王線、都営新宿線なども利用可能 徒歩10分
重症児・者福祉医療施設「ソレイユ」川崎小児科 副施設長、 聖マリアンナ医科大学 小児科 客員教授、東京医科大学小児科 兼任教授、東京都立東大和療育センター 非常勤医師
内科、血液内科、リウマチ・膠原病内科、外科、心療内科、神経内科、脳神経外科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、矯正歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、循環器内科、糖尿病内科、代謝内科、内分泌内科
東京都新宿区西新宿6丁目7-1
東京メトロ丸ノ内線「西新宿」2番出口またはE5出口 徒歩1分、JR山手線「新宿」西口 その他JR複数線、小田急線小田原線、京王電鉄京王線、都営新宿線なども利用可能 徒歩10分
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てんかん患者の仕事について
中学生の頃にてんかんと診断されてから、約15年ほど経ちます。 発作は、完全に意識を失って、強直&痙攣する大発作と、数秒間ぼーっとする欠伸発作があります。 現在、会社員をしています。 仕事はとてもやりがいがあり、楽しんでいます。 しかし、環境としては劣悪です。。日付を超えても働き続ける長時間労働で、給料も低い。ひとりひとりに任される責任も重いです。 それでも、他の仕事にはない楽しさだけで続けてきましたが、ついに先日、家でぶっ倒れてしまいました。5年ぶりの大発作です。 要因としてはやっぱり、疲労やストレス、寝不足があるのだろうとは思います。そして、今の仕事を始めてからずっとそこは気がかりではありました。 会社にてんかんのことは伝えていますし、口では理解もしてくれていますが、やっぱり実感が伴わないとなかなか心からの理解を得られるのは難しいです。 数日前の大発作から、まだ頭痛と気持ち悪さが続く中で、仕事をどうするべきか悩んでいます。 お医者さんならやはり、きちんとした生活リズムの作れる仕事をおすすめされるのでしょうか...?
てんかん発作?
まだ、診察していないのですが、肺に水がたまって、手足のむくみ不眠症、吐き気嘔吐恐怖、どうき、気持ち参るなく夜に泣いてる。
笑いてんかんについて
こんばんは 娘が精神疾患で通院歴8年になります 脳波検査をしたのですが 診断はてんかんではないと言われました 親の私はてんかんです 娘が8年ぐらい笑つたり、泣いたりを繰り返しています 毎日です 笑いてんかんがあると知りました 痙攣はありません 舌を噛んだりします 診断書にはてんかんの疑いと記載されています 病状が悪化しているので病院を変わろうかと考えています 笑いてんかんてあるのでしょうか? できればてんかん専門の病院で診てもらいたいです
外傷性てんかんによる発作
昨年の12月に父親が交通事故にあい頭の手術をしました。 事故にあってすぐ意識がない時にてんかんの発作が起きたと言われました。 そしてその後1年ぐらいが経ち先週の木曜日にてんかんの発作が起きました。 その時の発作を実際自分の目では見たのではなく人から教えて貰ったのですが 腕がピンと上に伸びて首を横に振る動作を1時間していたそうです。 その日病院で入院をして金曜日に退院したのですがその翌日の土曜日にまた同じ発作が起きてまた入院をしたそうです。 医師から脳に異常は無いと言われたそうです。 今は退院して家にいるのですが木曜日に発作が起きたあとから何を喋っているか分からない喋り方をしているそうです。 私が心配なのはこの発作が1時間も起きたことで脳に異常が起き、話せなくなったり痴呆症になってしまうのが心配です。 てんかんの発作で話せなくなったりしますか? 私は父親と離れて暮らしているのでどのように発作がおき今どのような状態なのかは正確にはわからないです。
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