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インタビュー

脳動脈瘤クリッピング術―血管内治療が困難な動脈瘤

脳動脈瘤クリッピング術―血管内治療が困難な動脈瘤
水谷 徹 先生

昭和大学 医学部脳神経外科学講座 教授

水谷 徹 先生

血管内治療ができず、開頭クリッピング術になるパターンの中で、手術が難しいといわれるものに瘤の壁や根元から枝(血管)が分枝しているケースがあります。昭和大学脳神経外科学教授水谷徹先生にこのようなケースを解説していただきます。

<血管内治療が困難な動脈瘤の症例170代前半女性 壁から枝が分岐した動脈瘤 12㎜>

血管内治療が困難な動脈瘤の症例1:70代前半女性 壁から枝が分岐した動脈瘤 12㎜

 

血管内治療が困難な動脈瘤の症例1:70代前半女性 壁から枝が分岐した動脈瘤 12㎜ 術後

 

(参考:YOUTUBE)

 

動脈瘤の特徴と血管内ではなく開頭手術が適応となった理由

このケースは動脈瘤から分枝動脈が出ており、血管内治療を多く施行されている施設から

血管内治療ができないということで紹介されました。

●手術時間や実際にクリップした方法(本数や挟んだ場所、時間など含む)

まず動脈瘤の端に順番に2本のストレートのクリップをかけて、次に湾曲したクリップをかけ、分枝動脈を温存するようなデザインでクリッピングを行うことができました。

●開頭手術の術後など(腫れ、痛み、予後、術後合併症など含む)

特別な症状などなく良好な経過で、術後8日で退院されています。

 

<血管内治療が困難な動脈瘤の症例230代女性 開頭術後の再発動脈瘤>

血管内治療が困難な動脈瘤の症例2:30代女性 開頭術後の再発動脈瘤

 

 

血管内治療が困難な動脈瘤の症例2:30代女性 開頭術後の再発動脈瘤

血管内治療が困難な動脈瘤の症例2:30代女性 開頭術後の再発動脈瘤 術後

 

●動脈瘤の特徴と血管内ではなく開頭手術が適応となった理由

7年前に右内頚動脈―後交通動脈分岐部動脈瘤に対して開頭クリッピング術を施行しましたが再発していることがわかりました。動脈瘤の途中より前脈絡叢動脈が分枝しており、血管内治療が不可能であるため、開頭術をふたたび選択しました。

●手術時間や実際にクリップした方法(本数や挟んだ場所、時間など含む)

癒着が強く動脈瘤部分の剥離に苦労しましたが、2本の有窓クリップを使用して、前脈絡叢動脈を温存した手術としました。

●開頭手術の術後など(腫れ、痛み、予後、術後合併症など含む)

特別な症状などなく良好な経過で、術後10日で退院しましました。

 

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    水谷 徹 先生

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