インタビュー

食欲が低下する。子どもに見られる 病気の症状

食欲が低下する。子どもに見られる 病気の症状
五十嵐 隆 先生

国立研究開発法人国立成育医療研究センター 理事長

五十嵐 隆 先生

この記事の最終更新は2016年11月27日です。

食欲の低下とは、食べ物を食べたいという欲求が低下した状態を指します。食欲の低下が起こる病気はとてもたくさんあり、基本的にはすべての病気で起こりうると言えます。

食欲低下の原因はさまざまで、なかには、一時的でもとても深刻なものや、長く続き原因がわからないものもあります。しかし通常は、医療機関を受診すると、これまでかかった病気や現在かかっている病気について聞かれたり、身体の所見を見てもらうことで比較的簡単に原因を見つけられます。消化器が原因である場合が多く、ほとんどはその病気の痛みから起こる食欲低下です。しかし、呼吸器疾患や高熱など、痛みに関係なく起こる場合もあります。赤ちゃんでは歯の生える時期や夏の暑い時期、幼児ではお菓子の食べすぎが原因であることのほかに、心理的原因によることもあります。原因がわからない場合は、精密検査をおすすめします。

 (医療法人社団保健会谷津保健病院 小児科 部長 塚田 日出樹先生)

生まれつき脳機能に障害があるために、発達に障害が起きていることです。障害の程度によって症状はさまざまです。気になる症状があるときには専門医を受診しましょう。

発達障害は、自閉症やアスペルガー症候群、その他の広汎性(こうはんせい)発達障害、学習障害注意欠陥多動性障害、その他これに似た脳機能の障害で、その症状が通常低年齢で出てくるもの、とされています。おもな症状としては、幼児期では、集団活動に入らず一人遊びが多い、かんしゃくが強い、パニック症状があり日常生活が難しいなどが、学童期になると、相手の気持ちを考えることが苦手、集団遊びや会話が成り立ちにくい、授業中席に座っていられずうろうろするなどの症状が見られます。できるだけ早期に発見して、その障害の特性を家族や学校が理解して対応することで、生活面、学習面での問題を少なくすることができます。  

(東京大学 大学院医学系研究科 脳神経医学専攻 統合脳医学講座 こころの発達医学分野 石井礼花先生)

※この記事は2012年当時の情報に基づいて記載しております。

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