HIVに感染すると免疫機能が低下するために、健康状態ではかからないさまざまな症状を引き起こしますが、この症状によってHIV感染症は、感染初期、無症候期、エイズ発症期に分けられます。このエイズ発症期とはどのような状態なのでしょうか。臨床経験豊富な尾上泰彦先生に伺いました。
HIVがヒトの体内に侵入すると、身体の中で増殖していきます。HIVが増殖して免疫機能が徐々に低下していくにつれて、健康な状態ではかからないような様々な疾患があらわれるようになります。この段階で厚生労働省が定めた23の代表的な疾患を1つ以上明らかに認められればエイズと診断されます。
免疫力の低下した状態では、病原体の感染が死につながることもあります。中でもニューモスチス肺炎(カリニ肺炎)は、エイズ患者さんに最も多い疾患です。厚生労働省が定める疾患は以下の通りとなります。
「いきなりエイズ」とは、HIVに感染して免疫機能が低下した結果、日和見感染症を発症して、受診して始めてHIVの感染に気づいた状態のことです。
HIVは感染しても早い段階で気づけば適切な治療を行うことができるので、エイズの発症を遅らせることができます。HIVに感染した疑いがある方は、早めに検査をすることをお勧めします。
プライベートケアクリニック東京 院長
尾上 泰彦 先生の所属医療機関
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HIV感染の初期症状について
日本に住んでいる外国の方と性行為をすることがありそのときにオーラルセックスもしました。 一ヶ月くらいに39度代の発熱がありました。熱は病院の薬で2日ほどで治りました。そのあとからエイズではないのかと悩んだいます。 可能性は高いでしょうか?
保健所検査にて
HIV検査を受けて、要確認検査となりました。ゴムを付けない性交渉を1ヶ月半前にしてしまい、その2週間後に38.5の発熱を10日間程、持病の扁桃炎、切れ痔と重なりました。 この症状が気になり、検査を受けた次第です。初期症状としてみてよいものでしょうか?
脇のしこり
昨日ふと脇を触ると皮膚がポコっとなっているところがありました。脇の下というと広範囲なのですが私の場合は脇毛など毛が生える丸い範囲内です。小豆サイズでなにか中のものに引っ付いてる感じです。妊娠中ですが上の子がまだ左乳を飲んでいます。ですがこのしこりがあるのはもう全く飲んでいない右側です。リンパのがんや乳がんでしょうか?
左臀筋内脂肪腫における普段の生活、手術、入院期間等について。
骨盤内がんドックをうけたところ、癌の結果は問題なかったのですが、左臀筋内脂肪腫疑いと結果が出ました。「左腸骨の外側、臀筋内に脂肪と等信号の腫瘤あり。脂肪腫と思われます。サイズは大きいが脂肪以外の軟部組織など脂肪肉腫を積極的に疑う所見は指摘できず。」画像を見るとかなり大きいようで、半年前くらいから時々ある下腹部、子宮周辺の痛みの原因はこれだとわかり早く手術をしたいと思っていますが、なかなか病院の予約が取れず、まして緊急性もないようでこのご時世では手術するのも先になりそうです。サイズは10cm以上はありそうな感じです。①一般的に手術、入院期間、等はどのくらいか例などありますでしょうか。②また普通に生活で破れたり問題はないのでしょうか。③体力維持、ダイエット目的でストレッチ、筋トレ水泳等を行っていますが問題はありますでしょうか。
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