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末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)の原因や症状は?

疾患啓発(スポンサード)

最終更新

2019/08/28

2019 年 08 月 28 日
更新しました
2019 年 06 月 28 日
掲載しました
末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)の原因や症状は?
平瀬 裕章 先生

医療法人高岡みなみハートセンター みなみの杜病院 理事長

平瀬 裕章 先生

目次
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足の動脈硬化によって「末梢動脈疾患」を発症している場合、心臓や脳の動脈硬化も進行している可能性があります。狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの重大な病気によって命を落としてしまう恐れもあるため、末梢動脈疾患は全身病と捉えて治療にあたることが大切です。

今回は、末梢動脈疾患が起こる原因や症状について、医療法人 高岡みなみハートセンター みなみの杜病院 理事長である平瀬裕章先生にお話を伺いました。

※末梢動脈疾患の治療法については「記事3」をご覧ください。

末梢動脈疾患とは?

末梢動脈疾患とは、動脈硬化の進行によって、主に足の動脈(腸骨動脈*から下)が狭くなったり閉塞したりして、足に十分な血液が流れなくなってしまう病気です。

従来、末梢動脈疾患は「閉塞性動脈硬化症」という病名で広く知られていました。しかし、近年はさらに広い概念である末梢動脈疾患と呼ばれるようになってきています。

末梢動脈疾患には、閉塞性動脈硬化症のほかにバージャー病*なども含まれていますが、末梢動脈疾患の約95%近くを動脈硬化が原因で発症する閉塞性動脈硬化症が占めています。

そのため、末梢動脈疾患と閉塞性動脈硬化症は、同じ病名として使用されることが多くなってきています。

*腸骨動脈…お臍(へそ)のあたりから左右に分かれる動脈

*バージャー病…手足に栄養を供給するさまざまな動脈が炎症により狭くなり、血液の流れが悪くなる病気。喫煙との関連性が深い。

末梢動脈疾患が起こる原因は?

主な原因はアテローム動脈硬化

末梢動脈疾患は、主にアテローム動脈硬化によって発症します。アテローム動脈硬化とは、動脈の内膜にコレステロールなどの脂肪からなる粥状物質(アテローム:おかゆのようなどろどろとした物質)がたまって盛り上がることで、血管が狭くなってしまうことです。

アテローム動脈硬化を引き起こす原因としては、糖尿病や高血圧、慢性腎臓病、喫煙などが挙げられます。そのため、末梢動脈疾患を予防するためには、これらのリスクへの対処が必要不可欠です。