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【医師監修】インフルエンザワクチンの効果―予防接種はいつ受ける?

【医師監修】インフルエンザワクチンの効果―予防接種はいつ受ける?
[医師監修] メディカルノート編集部

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インフルエンザが流行する前に、予防接種を受けたほうがいいかな?」と考えている人も多いでしょう。インフルエンザワクチンの接種によって、発症を抑えられたり、発症したとしても症状を軽くすませることができるとされています。この記事では、インフルエンザワクチンの効果と副作用、接種の回数や時期などについて解説します。

インフルエンザワクチンとは?

概要

インフルエンザを予防するための方法として、インフルエンザワクチンの接種は効果があるとされています。インフルエンザワクチンには、インフルエンザに感染した場合、発病する可能性を低くする効果があるとされます。また、高齢者など重症化のリスクがある方などに対して、インフルエンザにかかった場合の重症化を防ぐ効果が期待できます。

インフルエンザワクチンの種類はある?

4価ワクチンが使われる

インフルエンザワクチンとしてどのようなものを使用するかは、国立感染症研究所の調査データと、世界保健機構(WHO)の推奨によって決められます。2018年現在、国内で一般的に使用されているのは、「4価ワクチン」と呼ばれるものです。

4価ワクチンは、主に流行する4つのインフルエンザ型に対応しており、インフルエンザA型のワクチンが2種類(H1N1株とH3N2株)と、インフルエンザB型のワクチンが2種類(山形系統株とビクトリア系統株)含まれています。

インフルエンザワクチンの効果は?

インフルエンザを発病する可能性が低くなる

インフルエンザは、鼻や口からウイルスが侵入することによって感染し、1~2日の潜伏期間の後に発病するとされています。インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルスへの感染は防げないものの、発病の可能性を低くする効果があるとされます。

インフルエンザの重症化を防ぐ

インフルエンザを発症すると、肺炎やインフルエンザ脳症などの合併症によって最悪の場合命に関わる可能性があります。このようなインフルエンザの重症化を予防することも、インフルエンザワクチンの効果のひとつです。

ワクチンを接種しても感染する確率はどれくらい?

ワクチンを接種しても感染・発病する確率(発病率)は、子どもを対象とした2015~16年の調査では、12%とされています。

インフルエンザワクチンを接種する回数は?

13歳以上は1回の接種

13歳以上の方は、1回の接種が原則です。

13歳以下は2回の接種

13歳以下の方は、2回接種を行います。これは、2回接種したほうがインフルエンザワクチンの有効性が高まるためです。

13歳以上でも抗体を得にくい方は2回接種

13歳以上でも、慢性疾患などの病気や薬の影響で、免疫が抑制されていると考えられる方に対しては、2回接種をすることがあるとされています。

インフルエンザワクチンに副作用はあるの?

副作用(副反応)はほとんどない

インフルエンザワクチンを接種して、ワクチンの本来の目的である「免疫をつける」こと以外の反応がみられることを、ワクチンの場合は「副作用」ではなく、「副反応」と呼びます。インフルエンザワクチンの副反応として、接種した場所の赤みや腫れ、痛みなどが、接種を受けた人の10~20%に起こるとされますが、通常は2~3日でなくなるといわれています。

また、発熱や頭痛、寒気、だるさ、下痢などの副反応が、5~10%の人にみられるとされますが、これも通常、2~3日でなくなるといわれます。

妊娠中にインフルエンザワクチンを接種しても赤ちゃんに影響はないの?

妊婦さんの場合は、インフルエンザの予防接種を受けていいのか、おなかの赤ちゃんに影響がないか気になるところでしょう。

妊娠中にインフルエンザワクチンを接種しても一般的には問題はないとされています。

インフルエンザワクチンの接種時期

インフルエンザの流行前には受けるようにする

インフルエンザは例年、12月~4月頃にかけて流行し、1月末~3月上旬が流行のピークといわれます。インフルエンザワクチンは、接種してから効果が現れるまでに2週間程度時間がかかります。したがって接種を受ける場合には、11月中旬〜12月初旬頃までに受けるのが良いでしょう。

このように、インフルエンザワクチンには、発病の可能性を低くし、重症化を防ぐ効果があるとされます。また、副反応も重いものが起こることはまれで、腫れや痛みなど軽いもののほとんどは2~3日で治まるといわれます。インフルエンザの予防のためにも、予防接種を受けることをおすすめします。