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糖尿病の症状と定期健診のススメ
糖尿病の症状―症状が出始めたときには糖尿病は進行していることも糖尿病は典型的な初期症状を持ちません。むしろ基本的には無症状であることが多い病気です。無症状にも関わらず、放っておくと心筋梗塞など様...
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糖尿病の症状と定期健診のススメ

公開日 2015 年 03 月 21 日 | 更新日 2017 年 05 月 07 日

糖尿病の症状と定期健診のススメ
杉山 徹 先生

武蔵野赤十字病院内分泌代謝科部長

杉山 徹 先生

菅野 一男 先生

医療法人社団桜一会かんの内科院長

菅野 一男 [監修]

貴田岡 正史 先生

イムス三芳総合病院 内分泌内分泌(甲状腺)・代謝(糖尿病)センター長

貴田岡 正史 [監修]

糖尿病の症状―症状が出始めたときには糖尿病は進行していることも

糖尿病は典型的な初期症状を持ちません。むしろ基本的には無症状であることが多い病気です。無症状にも関わらず、放っておくと心筋梗塞など様々な危険な合併症を引き起こすからこそ、怖い病気なのです。

「無症状」の糖尿病ですが、血糖値が非常に高くなると次のような症状が見られることがあります。

  •  のどが異常に渇くようになり、異常に水を飲みたくなる
  •  尿の回数が多くなる
  •  食欲が増える
  •  疲れやすい
  •  体重が減ってくる(インスリンの作用不足が原因)

しかし、これらの症状が出始める頃には、糖尿病はある程度進行していることがあります。

さらに、高血糖を放置すると、先述した合併症が出現し、次のような症状が見られるようになります。

  • 視力の低下(糖尿病網膜症)
  • 足のしびれ(糖尿病神経障害)
  • 尿の泡立ち(糖尿病腎症)
  • 手足のむくみ
  • 傷の治りが遅い
  • 吹き出物が出やすい
  • 性欲減退・勃起不全

症状が出る前に―定期健診を受けましょう

先述したように、症状が出始めてしまった頃には糖尿病が進行していることがあるので、症状がなくても定期健診をしっかりと受診し、症状が出始める前に糖尿病を発見することが大切です。

最近は定期健診の普及によって、症状が出ていない早期の段階で気づくことができ、医師を受診することが出来る人も増えてきました。

症状が出ていない段階でも、なるべく早い段階で治療を開始することで、より合併症を予防できるという結果もでています(遺産効果)。また、早く治療を初めることができれば、薬を使わずに済むこともあります。

糖尿病の治療効果

糖尿病の治療効果

糖尿病であることを気付かずに放置していると、高い血糖が全身の血管に徐々にダメージを与えてしまいます。結果として脳梗塞や心筋梗塞など、怖い病気の危険性を高めることにつながります。出来るだけ早期に治療を開始出来るよう、健康診断や定期検査はしっかりと受けましょう。

内分泌代謝内科・糖尿病・高血圧それぞれの専門医資格を持つ。糖尿病・内分泌・代謝疾患による血管障害についての基礎・臨床研究の経験を活かし、東京多摩地区の基幹病院にて患者の健康とQOL(生活の質)の両方を高める医療を目指している。若手医師やコメディカルスタッフの指導も担っている。

2008年4月1日に、三鷹駅南口に、糖尿病・内分泌疾患・内科専門の「かんの内科」を開設。東京医科歯科大学、武蔵野赤十字病院、糖尿病学会、内分泌学会などでの診療・活動を通じて培った経験を、糖尿病・高血圧症・高脂血症・甲状腺疾患・動脈硬化症(脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、足壊疽)などで苦しんでいる患者さんの診療に役立てており、メタボリックシンドロームなどで明らかな症状のない方の動脈硬化を進ませないようにするためのアプローチにも重点をおいている。食事療法、運動療法を駆使し、必要に応じて最適な薬の選択を行い、元気に長く豊かな人生を楽しむためのサポートをするために経験豊富な専門医、専門看護師、管理栄養士、運動トレーナー、フットケア専門家が一体となっている。
内分泌専門医として、甲状腺疾患、下垂体・副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、先端巨大症、プロラクチノーマ、尿崩症など)の診断・治療を行う。

北多摩地域の中核病院である公立昭和病院の内分泌・代謝内科部長として地域に根差した糖尿病治療を実践。加えて、NPO法人西東京臨床糖尿病研究会理事長として、糖尿病治療情報の共有および治療標準化を目指して、専門医、開業医間のネットワークを構築、専門的知識を持つ人材の育成等の活動を行っている。

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