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糖尿病とは?―原因・症状・治療・予防、糖尿病の基礎知識
糖尿病とは糖尿病とは血液中のブドウ糖(血糖)が増えすぎる、すなわち血糖値が高くなってしまう病気です。糖尿病に大きく関係するのが、インスリンというホルモンです。インスリンは、ブドウ糖を血液中から細...
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糖尿病とは?―原因・症状・治療・予防、糖尿病の基礎知識

公開日 2014 年 03 月 09 日 | 更新日 2017 年 12 月 08 日

糖尿病とは?―原因・症状・治療・予防、糖尿病の基礎知識
杉山 徹 先生

武蔵野赤十字病院内分泌代謝科部長

杉山 徹 先生

菅野 一男 先生

医療法人社団桜一会かんの内科院長

菅野 一男 [監修]

貴田岡 正史 先生

イムス三芳総合病院 内分泌内分泌(甲状腺)・代謝(糖尿病)センター長

貴田岡 正史 [監修]

糖尿病とは

糖尿病とは血液中のブドウ糖(血糖)が増えすぎる、すなわち血糖値が高くなってしまう病気です。
糖尿病に大きく関係するのが、インスリンというホルモンです。インスリンは、ブドウ糖を血液中から細胞の中に取り込む(血糖を下げてくれる)働きをしています。インスリンの作用が弱くなったり、インスリン自体が不足してしまうことで起こる慢性的な高血糖が糖尿病です。

糖尿病自体は当初無症状で経過することが多い病気です。しかし、進行すると失明、腎不全、足壊疽、脳梗塞、心筋梗塞など様々な合併症につながり、生活の質を著しく低下させます。

・世界の糖尿病人口は3億8200万人と言われています
・日本国内の糖尿病が強く疑われる方は950万人と言われています
・日本国内の糖尿病の可能性を否定できない方は1100万人いると言われています
・糖尿病と予備軍をあわせると、日本人の5人に1人にあたります

糖尿病の原因と分類

糖尿病の原因には、遺伝と生活習慣の両方が関わっているといわれています。糖尿病はその原因によって、以下の4つに分類されます。

  1. 1型糖尿病
    膵臓からインスリンが分泌されなくなることが原因です。免疫系の異常などが原因となり、生活習慣には関係なく引き起こされます。

  2. 2型糖尿病
    インスリンが分泌されても、量が不十分であったり、その効き目が悪くなったりすることが原因です。生活習慣病の一つで、一番多いのがこの2型糖尿病です。

  3. その他の糖尿病
    遺伝子異常や肝臓などほかの病気が原因で引き起こされるのが「その他の糖尿病」です。

  4. 妊娠糖尿病
    妊娠中に生じる糖尿病には至らない高血糖状態です。おなかの中の子どもに悪影響が及ぶことがあるので、きちんと管理することが大切です。インスリン治療が必要になることがあります。

糖尿病の症状

当初糖尿病は無症状のことが大部分です。
血糖がある程度高くなると、のどがよくかわいて、水をたくさん飲むようになり、尿の回数が増えて行くことがあります。しかし、これも必ずしも典型的とは言えません。無症状のことすらあります。したがって、多くの患者さんが糖尿病の存在に気づかず放置してしまうようです。
高血糖に気付かないまま放置すると、合併症が出現して、視力が低下したり、足がしびれたりすることがあります。これらの合併症の症状が出たときにはすでに非常に治療が難しくなっていることもあります。
そのため、定期的な健診を受けてチェックしていくことが大切になります。

糖尿病の治療

糖尿病の治療はその型や状態によってまったく異なっています。生活習慣病である2型糖尿病であれば、生活習慣を改めることから始め、薬物療法を用いながらコントロールをしていきます。ただ、これも状態次第によっては最初から薬を飲んだり、入院が必要なこともあります。また、1型糖尿病の場合、当初よりインスリン治療が必要になります。

糖尿病の予防

2型糖尿病の予防は日常的に運動をすることや食べ物を過剰摂取しないことなどが大切になってきます。一方で、1型糖尿病の発症は予防ができません。きちんとした正しい生活習慣を送っていてもなってしまうことがあるのです。

内分泌代謝内科・糖尿病・高血圧それぞれの専門医資格を持つ。糖尿病・内分泌・代謝疾患による血管障害についての基礎・臨床研究の経験を活かし、東京多摩地区の基幹病院にて患者の健康とQOL(生活の質)の両方を高める医療を目指している。若手医師やコメディカルスタッフの指導も担っている。

2008年4月1日に、三鷹駅南口に、糖尿病・内分泌疾患・内科専門の「かんの内科」を開設。東京医科歯科大学、武蔵野赤十字病院、糖尿病学会、内分泌学会などでの診療・活動を通じて培った経験を、糖尿病・高血圧症・高脂血症・甲状腺疾患・動脈硬化症(脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、足壊疽)などで苦しんでいる患者さんの診療に役立てており、メタボリックシンドロームなどで明らかな症状のない方の動脈硬化を進ませないようにするためのアプローチにも重点をおいている。食事療法、運動療法を駆使し、必要に応じて最適な薬の選択を行い、元気に長く豊かな人生を楽しむためのサポートをするために経験豊富な専門医、専門看護師、管理栄養士、運動トレーナー、フットケア専門家が一体となっている。
内分泌専門医として、甲状腺疾患、下垂体・副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、先端巨大症、プロラクチノーマ、尿崩症など)の診断・治療を行う。

北多摩地域の中核病院である公立昭和病院の内分泌・代謝内科部長として地域に根差した糖尿病治療を実践。加えて、NPO法人西東京臨床糖尿病研究会理事長として、糖尿病治療情報の共有および治療標準化を目指して、専門医、開業医間のネットワークを構築、専門的知識を持つ人材の育成等の活動を行っている。

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