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インタビュー

公開日 : 2016 年 03 月 27 日
更新日 : 2017 年 09 月 28 日

大腸内視鏡検査は、大腸がんと直腸がんの早期発見と命を守ることに繋がる最も精度が高い検査です。大腸内視鏡検査は頻繁に受けることも可能です。しかし、この検査は必要な場合とそうでない場合があります。本記事では、その理由をご紹介します。

大腸内視鏡検査は、5年や10年に1回の頻度で十分

大腸または直腸内のポリープは、成人にはよくみられるものであり、通常は無害です。しかし、腺腫というポリープは進行するとがん化する可能性があります。大腸内視鏡検査では、柔軟性が高い光源付きのチューブを用いることで、大腸および直腸のポリープを発見し、除去することができます。

もし、この検査で腺腫とがんが発見されず、さらにあなたが病気の危険因子を持っていない場合は、その後10年間、これらの疾患を発症する可能性は低いといえます。

また、大腸内視鏡検査ではまれに腺腫を見逃すこともありますが、結腸がん・直腸がんの増殖スピードは緩やかです。

1、2個の低リスクの小さな腺腫を切除した場合、その後少なくとも5年間はがんが発生することはないと考えられるため、すぐに再検査を受けることのメリットはほとんどありません。

つまり、大腸内視鏡検査は、ほとんどの人にとっては10年に1度受けるだけでよいのです。大きなポリープやがん化を疑われるポリープがある場合に限り、5年ごとの受診が必要になります。

検査はリスクをもたらす可能性もある

大腸内視鏡検査は安全な検査ですが、ときにリスクをもたらす場合もあります。例えば、多量の出血を引き起こしたり、地割れ潰瘍、憩室炎、激しい腹痛の引き金となることがあります。また、もともと心臓や血管障害を持つ人には問題をもたらす場合もあります。これらの合併症を発症したときには、輸血、手術、入院が必要となることがあり、ときには死に繋がる可能性もあります。

また、検査には不便な点もあります。たとえば、食事制限や事前に下剤を飲む必要が生じます。検査時には鎮静剤を使用するため、自宅まで帰るために付き添ってくれる人も必要ですし、仕事も休まなければなりません。

これをお読みになり、必要以上にこの検査を受けたいと思われた方はいないでしょう。

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